本当のことを誰も伝えてくれない世界

今、マイナー科で苦しんでいる若手から中堅にメッセージです


①医局を辞めても仕事は、必ずあります

②M3に登録するだけで、常勤(年収1500-3000万)余裕で手に入ります

③ただし、常勤は常勤なりの辛さはあります

④でも、大学医局のやりがい搾取かつ年収900〜1200万程度よりは、何倍もマシです

⑤大学医局は、東大、旧帝大、慶應など一部の私立だけのためのものです

⑥それ以外の出身者にまず未来はありません

⑦自分だけは違う、そう思うならケースレポート以外の英語論文10編以上自力で書いてください

⑧それができないならば、⑥の結論に従ってください

⑨大切なメッセージです。⑤以外の女医さんは結婚、妊活、育児を医局より比重かけないように注意です。医局は、あなたを大切には扱いません。むしろ敵です。


あくまで、個人的な感想です。

なにかあれば、相談のります!

入局後に出産しにくい雰囲気があるが、どうしたら良いかと相談が来ました

私の持論ですが、もし子供が欲しければ職場の都合は1ミリも考えずにできるだけ早く妊娠するべきと思います。


医師は、数年経つと仕事に本当のやりがいを感じ始めてしまうため、子供が欲しいと言いつつ、それは後回しになります。


専門医と、子供、どちらが大事?という議論より、専門医は無くても生きていけるし、なんなら後から取ることもできますが、子供は年齢が上がると手に入らなくものなので。


医局は子供作るな、専門医とるまでは死ぬ気で働けと圧力をかけるのがデフォルトなので、そんな圧力は気にかけてはいけないと思います。

子供をあとから与えてくれる、なんて力は医局には無い。

医局に逆らうと、仕事をする場所が無くなる?


そんなことがない事は、M3の常勤、もしくは非常勤募集の案件を見ればわかります。

医局をやめても、仕事はあるんです。

やめたら仕事は無い、と事実無根の洗脳をかけられているだけで、それはエムスリーのサイトを3回くらいクリックするだけで解ける洗脳なのです。

サムス氏が医学教育を8年間にしてくれていたらと思う話

いま、日本の医学部は卒業まで6年間かかる。


戦後、日本に社会保障制度をもたらしたサムス氏が、日本の医学レベルを高めようと8年制を推奨した事はあまり知られていない。他の学部を卒業した後に、新たに医学部に入り4年間学び、計8年間となる計算だ。


サヌス氏は、18歳で医学部に入る決断するのは好ましくなく、一度他の学問を学び経験を積んで、本当に医学を学びたい気持ちを持った人間を医学部に入れた方が良いと思っていたようだ。

人間として18歳は未熟で、もっと大人になってから医師になるか判断するべきと主張している。



確かに、そういう意味では学士入学制度で大学をいったん出てから、2年次に編入してくる医学生の方が、医学を学ぶ気合いが満ちている印象はある。

なんとなく成績が良くて、親や周囲に言われて医学部にノリで入った人達は、授業や実習に気のりしないように見える。


サヌス氏の理想に近い形で、医師という職業に対して確信を持ってから学士入学制度で入ってくる人間が増えると日本の医療は良くなるのだろうか。

現状では、学士入学制度を用いた入試では、多くの人が22歳で入ってくることは稀で、しばらく社会人経験をつんだ後に30〜40代で入学するという方々が多い印象がある。

そういう場合、年齢のせいで、ここぞという時の突破力が低かったり、研修医時代の寝ずに3連直などがこなせず、必然的にラクな科にながれてしまう(当初は志が高かったのに)ケースもある。


つまり、いまの学士入学制度は、サヌス氏の理想とした8年制の代用とはならないのだろうなと感じる。


サヌス氏は日本の子供の食生活的な困窮を救うため、給食制度を導入するのに貢献した人でもあり、本当はもう少しサヌス氏について深く知りたいところ。

しかし、サヌス氏についての本は絶版なため、超高価で取引されている。

図書館でさがそうかなと心から思う。